アドビーマンなのに、アドビの株を持っていないてどういうことや。
てのはさて置き、久々に株価が2日連続の下落。また全体的にハイテク銘柄の下落があった22日早朝(現地時間で21日)、アドビ127株をすべて売却しました。
フルインベストであることに、疲れたのもあるか。含み益は拡大中だったが。。
売却時の利益
取得にかかったコストは127株で37807.21ドルです(手数料込み)
2019年の6月頃から買い続けてきました。平均取得単価は上記数字より算出し、297.69ドルです。
- 一番安い取得単価は276.97ドル
- 一番高い取得単価は312.8ドル
これらをすべて売却。
売却は全株、371.5ドルで行いましたから、1株当たりの利益は
- 371.5-297.69=73.81ドル(1株当たり利益)
株数は127株ですから
- 73.81×127=9373.87ドル(127株利益)
利益を確定しました。この記事を書いている時点(2020/2/23 06:30)でドル円は111.57円ですから
- 9373.87×111.57=1,045,842円(円換算利益)
計算はおそらく合っていると思いますので、104万円の利益を確定する経験ができたわけですね。
購入直後にマイナスになった以外は、極めて順調に資産が増加していきましたし、日本の新興市場のように一過性の「話題」や「期待感」で上がる勢いだけの相場ではない、本質的な強さで最高値を連日更新していっての上昇は素晴らしかったです。
2019年11月あたりからの米国市場の無類の強さに、ほぼ全力で乗っかることができたわけです。逆に、このビッグウェーブに乗れていなかったら、悔しくて劣等感を感じていたでしょう。そこは素直に、良い選択をしたなと感じています。
2019年6月26日の株価
アドビを初めて購入したのが2019年6月26日でした。当日の株価は
- ダウ平均 26,536.82ドル
- ADBE 288.72ドル
でした。(私が実際に購入した単価ではありません)
2020年2月21日の株価
次に売却時の株価を見てみます。
- ダウ平均 28,992.41ドル(9か月で2455.59ドル、9.25%上昇)
- ADBE 372.95ドル(9か月で84.23ドル29.17%)
でした。
なぜダウとの比較なのか、普通なナスダックと比較するべきだろうという意見があると思いますが、なんとなく指数との比較ですので、(こっちのほうが調べやすいし、より市況全体の数値を反映していると思うので、こちらにしました。)ご容赦ください。
9か月で29%というのは12ヵ月換算すると、39%くらいですかね。凄まじいですね。
今年の目標の半分以上は達成した
そりゃ、この株高ですからね。適切な銘柄に投資していれば、ものの2か月でそれくらい達成してもおかしくないですよね。
昨年末時点で10%台の利益になっていましたが、今年になってもさらに順調で、アドビは結局13%のリターンをあげていました。(合計24%くらい)
今年はマイクロソフトと小数点の争いなだけで、ほとんど互角!でもほとんどAdobeがニュースにならないのは何故だろう。みんな社会人ならPDF使っているよな?
アップルは中国関係に、やはり左右され不安定!(実際にホルダー期間にもこれは実感しました。そして、何となくいいような気持ちになるアップルのサービス、そんなにいいか?尖ったものがなくて何となく80点主義のような気がするのだが。)
- 年間20%のリターンを、まずは目標として掲げていたが、いったん清算します
- 2020年は 2月21日時点で、約13%のリターンです。
投資家としての悩みは尽きることが無い
利確したらしたで、今度は立場が逆転します。
- コロナウイルスの影響は絶対にある!実際に外出禁止令などがあるのに、実体経済に影響がない、株価に影響がないという理論のほうが破綻している!下がるはずだ間違いない、下がれ~初心者投資家がしょんぼりしている頃に、俺は買い直しするぞ。(悪いやつw)
今度は暴落待ち人間にスイッチしてしまうわけです。いっぽうで、この圧倒的な強気相場から降りたわけですから、強烈に「乗り遅れたままNYがとてつもなく遠いところにいってしまったらどうしよう、機会損失だ。儲け損ないだ」
という反面感情が生まれてきます。どうしたらいいのでしょう。
結局、ホールドしていても暴落が怖いし、ノンポジでも置き去りが怖いのです。
過去の経験を活かすとすれば、冷静になること
はっきり言って、置き去りが怖いというのは、もう完全に相場に憑りつかれた思想です。
104万ゲットしたのですから、いったん整理して理解してからでも遅くありません。しっかり利益を伸ばし、握ってこれた経験は、確実に私の中に残っています。あと、104万円も(しつこいかw)
過去に日本株マザーズ市場で、4000円台の銘柄を17000円台までホールドしていたことがありました。ものの3か月ほどの期間で上がってしまい、今の米国株相場とは比較にならないレベルで資産が増加していきました。
しかし、夢を見て相場に憑りつかれた結果、利益を確定できないまま、元値に戻ったのです。
株とは思惑で買われ、事実で売られる。と言われます。
本当にその通りで、まだ不確実な段階で期待が集まってしまうものです。確実なものと確信してから購入したのでは、莫大な利益を得る事ができません。
他の趣味である、競馬にも同じことが言えます。
例えば、デビュー戦を圧倒的な内容で勝利した。1戦1勝のまま重賞に挑戦だ!
血統もいい、騎手もルメールだ。負ける要素がない。
競馬記者も「この馬はいいですね~初戦の内容から、ここも勝ってくれると思います」
なんて言うのですが、実際には経験不足を露呈し負けてしまうことが多くあります。
アドビはもう既に大きな企業ですが、さらに発展する思惑を秘めています。Magentoやマルケトの買収によって得られるEC分野への成長期待です。
しかし、今は相場というかウイルスの不透明感です。感染が縮小しているとなれば一気に爆上げするでしょうが、しばらく警戒感マックスの状態が続くのではないでしょうか。
暴落も受け入れると心に決めて、今まで強気相場の中を、強気に持ち続けていましたが、さすがに国内もコロナコロナで。。不透明感が出てきていますからね。
思惑で買われるのが株ならば、先行き不透明感で売られるのも株。出尽くしを待つ意味で、いったんポジションを解消します。
これが資産形成をする上で、正しい選択なのかどうかは分かりません。理論上は株式投資により多くの資産を置いておくのがベストであるとは理解しているんです。
しかし(言葉では説明できない何か)で一旦清算。
相場は見続けていきます
VISAだけ1株残してますけどねwこちらもユニコーン企業買収で、今後も成長要素に期待できるNo.1企業です。
アドビを次買うとしたら、相場が落ち着いたら、という曖昧な記述になってしまいますが、極端な下落で言うならば、全体の相場が10%程度下落したら段階的に買いを入れていきたいですね。
追加投資なしに、保有数127株を超える株数を買えるようになれば満足度大です。
その株価は、いまの株価から-5%程度です。
アドビが354ドルまで調整すれば、買い直しOK!
1月末は351ドルだったのだから、普通に可能に思えるが、どうなんw
ってか一気に上がりすぎやろ!ついていけんかったわ。
また、ほぼノンポジになってみて良かったことなどをアップしていきたいと思います。